遠藤やすひろ

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累積標高10,000m～台湾再訪～（その２）

2008/8/8（金）　龍珠湖～棲蘭

　本日は1,200m程度の峠を越える予定です。足慣らしにはちょうどよい感じでしょうか。

　ホテルの朝食です。

中華粥。他、小皿に4点

わりと一般的な感じの朝食ですが、例によって、あまあまのコーヒーもついてきます(^^;)

カップにコーヒー、他、小皿に2点

　さて出発。

、、、と、ここでショッキングなことが発覚！

フロントのライトが無くなってます(T_T)

　取り付け部をみると、ネジが緩んでぐらぐらになっていたので、恐らく振動で抜け落ちてしまったのでしょう。フロントキャリアの下に取り付けていたので、ライト自身はフロントバックで見えない位置にあります。なので落ちたことに気づかなかったのだと思います。

　そう考えてみると、途中で何かが落ちるような音がしたような気もします。。。

が、なんにせよ後の祭り。

　夜間走行することがないとはいえ、トンネルはあるでしょうし、いざと言うときのことを考えると、、、かなりショック。

　しかし既に山の中に入ってしまったので、自転車用のライトを売っているようなお店は無いし。コンビニでマグライトみたいなものでも売ってないかなぁ。。。

　ま、とにかく出発です。

　走りはじめてしばらく行くと、前方にアルカンシェルとT-mobileのジャージ姿が(^^)　平日だから学生かな？のんびりサイクリングといった感じです。昨日の湖の周りを走っているときも思ったけど、前回（2005）よりも自転車に乗ってる人をよく見かけるような気がします。テレビでCMも流れているし、自転車流行ってるのかなぁ？

　今日は朝からしっかり食べたので足に力もきっちり入ります。昨日、最後でヘロったのは、ハンガーノック気味だったのかな。というわけで、昨日、目的地にしたかった復興のコンビニでしっかり食料調達。

　ここでも２人のサイクリストと軽く挨拶。

　天気もよく気持ちのいい日です。もっと暑いかと思ったけど、それほどでもない感じです。標高も500mくらいあるからね。今日のコースですが、巴陵までは標高差500～600mくらいで軽くアップダウンを繰り返しながら緩やかに登っていく感じです。

　実際走っている道はこんな感じ。

山道の途中にあるガードレールのコンクリートブロックに立て掛けて、自転車を停めている。

立派な山奥でしょ（笑）

　巴陵を過ぎると少し勾配がきつく（それでも平均5%くらい）なるので、最初はペース抑え目で進み、ほどなくほぼ予定通りで巴陵に到着。
　ここで早めの昼食を取ることにしました。炭水化物を摂りたかったのでごはんもの、、、ということでチャーハンを頼みました。喉が渇いていたので、何か飲み物を、、、と思って頼んだら、何故かスープが出てきました。そして、頼んだつもりは無かったのですが、キャベツの炒め物も。

あ、あれ？結局こんなになりました、、、

チャーハン、キャベツ炒め、キノコスープ

食べ過ぎだっちゅーの！！

あまりに大量だったため、他のサイクリストにお裾分けいたしました、はい。
わけもわからず、適当に注文してはいけませんね(^^;)

　食堂のお兄ちゃん（年齢不詳、、、でも私よりは若い）は英語が話せるので、このあたりのことを簡単に紹介してくれました。そこで私は、今朝のライトの件を思い出し、

「このあたりに自転車のライトを売ってるところない？昨日、ライトを無くしちゃって。。。」

と聞くと

「ん～このあたりには無いねぇ」

とのこと。そりゃそうだよね。で、

「マグライトみたいなものでもいいんだけど。」

と言うと

「あの店にあるかな？」

と日用雑貨屋を指差して答えてくれました。ダメ元で後で行ってみるか、、、と思って出発準備をしていると、

「こんなのあったけど。」

とお兄ちゃん。手にもっていたのは、でっかい懐中電灯。

オレンジ色の大きな懐中電灯

（笑）
ちとでかいかな～とも思いましたが、あったほうが何かと安心なので、お兄さんのご厚意をありがたく受け取ることに(^^)

　心配事もひとつ減ったし、峠に向けて出発です。しっかり休んだので脚は快調です！しばらく行くと先に出発した若者（高校生くらい？）の1人が自転車を押して歩いています。止まって休むのはいいけど、押して歩いちゃいかんだろー自転車乗りとして。まだ若いんだし(^^)

、、、なんてことは言いませんが、登りはペースを守ることが大切です。友達の姿は見えなかったので、ついて行けなかったんでしょうね。とりあえず、おじさん、先に行かせてもらうからねっ(^^)

　お昼食べたお店のお兄ちゃんも言ってたけど、いよいよ山深い感じになっていい雰囲気です。

周囲を山に囲まれた山道の傍に自転車を停めている

1,200mあたりまで登っていくと、そこから10kmほどはアップダウンの繰り返し。こういう細かいアップダウンは地図に現れてこないので、精神的によろしくありません。「よっしゃ、ここから下りか！」と思ってホッとしていると、いきなり登り坂になって「聞いてないよ～（涙）」ということが度々、、、

　しばらくアップダウンを繰り返したあと、一気のダウンヒル。下りが苦手ということもありますが、路面状態があまりよくないので慎重に下りました。コケて怪我したらしょうがないものね。

　そして下りきると棲蘭。この町で泊まる予定なのですが、、、ん～なんかあまり町らしきものが見えないのですが、、、

　ということで、地図に載っていた棲蘭山荘というところへ。行ってみると、予想通りのリゾートホテルで1泊3,900元！一瞬、3年前の悪夢が蘇りましたが、ここでも（平日だからか）25% OFFに。まわりにそれらしき宿もないので、仕方なくここに決めました。

　チェックインしようとしているときに、私が日本人とわかると（ってすぐにわかるんだけどさ）奥から支配人らしき人が登場。この方、ただいま日本語勉強中とのことで、いろいろと頑張って日本語で説明してくれました。簡単なことなら英語でもいいんだけど、とことん親切ですよね(^^)
　ま、日本語の実習になってるからいいのか（笑）

　親切にもホテル内をひととおり案内してくれたので「ビールってどこで買えますか？」と聞くと、なんとビールまでごちそうしてくれました。

　ん～いい人だ！いいホテルだ！（単純）

　夕食は300元で食べられるとのことでお願いしたのですが、またしても盛りだくさん。

まずは具だくさんスープ。

白菜、もやし、香菜などの入った具だくさんのスープ