遠藤やすひろ
10 20
今年の初め頃から精力的に取り組んでいるものづくりとして「ジャムづくり」が挙げられます。元々ジャムづくりが好きで、毎年、春先の「いちご」に始まり「甘夏のマーマレード」「あんず」「ブルーベリー」「ラ・フランス」「りんご」などなど季節の果物を使って作っていましたが、今年に入ってから、さまざまな柑橘類を使ったマーマレードづくりにハマってしまいました。普段は「甘夏」を使うことが多かったのですが、今年は「デコポン」「ジューシーフルーツ」「サマーフレッシュ」「ニューサマーオレンジ」「伊予柑」「レモン」なども使ってみました。単品種で作ることもあれば、数種類の柑橘類をミックスして作ることもありましたが、今年、一番のお気に入りは「ニューサマーオレンジ」で作るマーマレードでした。「ニューサマーオレンジは」「小夏」とも呼ばれ、レモンを思わせるさわやかな酸味と香りが特徴で、皮の風味が良く、白い部分の苦みも少ないので、とても食べやすいマーマレードに仕上がりました。その他にも、酸味と甘みのバランスの良い「甘夏」、糖度が高く濃厚な味わいの「デコポン」などなど、魅力的なマーマレードができました。
このマーマレード作りが引き金になり、ここまで例年を遥に上回るペースでジャムを作っております。ジャムはきちんと煮沸消毒すれば、数ヶ月は保存できますし、自宅で消費するだけでなく、友人知人へのおつかいものにも活躍しております。このように、美味しく、便利に使えるジャムなので、友人から作成依頼を受けることもあり、、、(^^;)
この夏、友人からかなりまとまった量を受注しました。今日は、その中で作成した「イチジク」のジャムづくりをご紹介いたします。
夏が旬の果物と言うことで、いくつか挙がった候補のひとつが「イチジク」でした。「イチジク」は、子供の頃、自宅の庭にイチジクの木がありましたし、乾燥させた「イチジク」はパン作りにもよく使うので、個人的には身近な果物です。ただ最近は、生のイチジクを買うことも無かったので、価格の相場がわからなかったのですが、これが結構よいお値段で、、、正直、ジャムに使うにはちょっともったいないかなぁと。
しかしその後、イチジクを探してネット上を彷徨っていると、ジャム用にうってつけのイチジクを見つけました。
それは「冷凍イチジク」です。価格はB級品(加工用)の生イチジクの約半値。冷凍って聞くと、なんだか海外からの輸入品のようなイメージがありますが、見つけた「冷凍イチジク」は、紀州産で品質にはなんの問題もなさそうです。もちろん大きさにばらつきはあるし、熟しすぎた実も混じってますが、ジャムにするならNo problemです!
早速注文して送られてきたのが、こちら。
6kgほど注文したのでどっさり入ってます。見た目はあまりよろしくありませんが、食べてみると、これが美味しい〜んです。ジャムにするにはもったいないくらい(^^)
このままほっとくと、どんどんそのまま食べちゃいそうなので、早速ジャムを作ってみましょう。
◇イチジクのジャム◇
材料(作りやすい量で)
イチジク 1kg(冷凍)
甜菜糖(てんさい糖) 300g(甘さ控えめで)
レモン汁 大さじ4〜8(お好みで)
準備
ジャムを入れる瓶と蓋を鍋に入れて煮沸消毒する。
蓋は、煮沸時間が長いと、瓶の口と接触するパッキン部分が劣化してしまうので、十数秒程度でOK。(煮沸消毒のやり方は、瓶や蓋の説明書きにしたがってください)
(1) 冷凍イチジクを軽く洗って、先端を持ってピーラーで皮を剥く。
(2) イチジクの先端を包丁で切り落とす。
(3) イチジクを縦に4分割し、さらに適当な大きさ(1〜2cm角)に切る。

(4) イチジクと半量の甜菜糖を鍋に入れ、混ぜ合わせ、その後、火にかける。(弱めの中火くらい)

(5) 水が出てきて煮込み始め、灰汁を取りながら混ぜ合わせる。(灰汁取りは適当でOK)
(6) だいたい灰汁が取れたところで、レモン汁の半量と甜菜糖の残りを入れる。
(7) 好みの固さに近づいてきたら、レモン汁の残りを入れ、一煮立ちさせて、火を止める。(冷めると少し固くなるので、好みの固さより少し緩めで火を止める)
(8) ジャムが熱いうちに瓶詰めし、蓋をする。(必要に応じて、瓶詰め状態で煮沸消毒する)
すみません、鍋に入った出来上がり状態の写真を撮るの忘れてしまいました、、、(^^;)
今回は全部で4kgのイチジクを使って、これだけのジャムを作りました。
90ml程度入る小瓶で35個できました(^^)
味の方ですが、甘さ控えめでしかも甜菜糖を使用したことで、とってもやさしい味のジャムに仕上がりました。なんだか懐かしい感じもします。パンに塗るだけでなく、お菓子に使ったり、チーズと合わせてワインのお供にといろいろ活躍してくれそうです。
まだまだ、ジャムの話をしたいから、次回もジャムづくりの話をしましょうか。お楽しみに!