遠藤やすひろ
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さて、今回もジャムのお話。秋から冬にかけて、ジャム原材料の主役は、なんといっても「りんご」でしょうか。シーズン通してみれば、りんごジャムの主品種は、旬が長く、日持ちもする「ふじ」になりますが、私が好きなりんごジャムは「紅玉」を使用したものです。固く締まった実は、酸味がきいて甘さ控えめなさっぱりした味わいです。聞くところによると、今年は「紅玉」の出来が良く、酸味と水分のバランスが良いとのこと。
これは期待大です!「紅玉」は旬の期間も短いので、今年は積極的に「紅玉」のジャムを作って行きましょう〜
さて、りんごジャムというと一般的には、実の色と同じ薄い黄色のジャムに仕上がりますが、私の作る「紅玉」のジャムは、きれいなピンク色をしたジャムになります。以前、友人から教えていただいた作り方がベースになっているのですが、ひと手間(いや、それ以上かな)かけるだけで、「紅玉」らしいジャムが作れるのでオススメです!
◇紅玉のジャム◇
材料(作りやすい量で)
紅玉 1kg
甜菜糖(てんさい糖)のグラニュー糖 250g(お好みで加減OK)
レモン汁 大さじ2〜3(お好みで)
準備
ジャムを入れる瓶と蓋を鍋に入れて煮沸消毒する。
蓋は、煮沸時間が長いと、瓶の口と接触するパッキン部分が劣化してしまうので、十数秒程度でOK。(煮沸消毒のやり方は、瓶や蓋の説明書きにしたがってください)
(1) 紅玉を洗って、厚めに皮を剥きます。(後の手順でわかりますが「厚め」というのが、きれいな色に仕上げるポイントになります)
(2) 縦8等分に切ってから、お好みの大きさに切り、塩水に浸けておく。(私は、ゴロゴロと多少形が残る方が好きなので、少し大きめ(2cm角くらい)に切ってます)
(3) (1)で剥いた皮を電子レンジ(600W 2〜3分)で柔らかくして、ガーゼで包む。
(4) (2)の水を切って、(3)(皮から出てきた赤い果汁も捨てずに鍋に入れる)と一緒に鍋に入れて火にかける。(弱めの中火くらい)
(5) 紅玉の実が柔らかくなってきて、煮汁が薄いピンク色になったら、ガーゼの袋を取り出し、一旦、火を止める。
(6) (5)のガーゼの袋を解き、中に入っている皮を取り出し、スプーン等で皮の内側に付いている赤くなった実を削ぎ落とす。(結構面倒な作業なので、協力者がいると楽。そうすれば、煮込みと平行して作業することも可能)
(7) 鍋に砂糖の半量とレモン汁の半量を入れて、煮込みを再開する。
(8) 好みの固さにもう1歩くらいのところで、(6)で削ぎ落とした赤い実と残りの砂糖をいれ、混ぜ合わせて煮込み続ける。
(9) ほぼ好みの固さになったら、レモン汁の残りを入れ、一煮立ちさせて、火を止める。(冷めると少し固くなるので、好みの固さより少し緩めで火を止める)
(10) ジャムが熱いうちに瓶詰めし、蓋をする。(必要に応じて、瓶詰め状態で煮沸消毒する)
今回は全部で5kg弱のりんごを使って、これだけのジャムを作りました。
120ml程度入る瓶で30個できました(^^)
鮮やかなピンク色に仕上げるには、(6)で削ぎ落とした赤い実の量と、(8)の煮込み時間がポイントとなります。赤い実の量が少ないと、ピンク色が薄くなり、煮込む時間が長すぎると、せっかくのピンクが色褪せてしまいます。なかなか説明が難しいのですが、何度か作るうちに慣れてくると思います。
今回は前回同様、甜菜糖(てんさい糖)を使いましたが、きれいなピンク色を出したかったのと、すっきりとした味に仕上げたかったので、三温糖ではなくグラニュー糖を使用しました。その結果「紅玉」のイメージどおり、鮮やかなピンク色の酸味爽やかなジャムに仕上がりました。(^^)
まだまだ、ジャムづくりは続く、、、のかな?次回をお楽しみに!