小さなキウイの実が6つ生っている

遠藤やすひろ

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日々是ものづくり

2年目のキウイ

 野菜にしても果樹にしても、GW(ゴールデンウイーク)前後からいろいろと世話が忙しくなってきます。しかし今年は、GWを含めて半月ばかりラオスへ自転車旅に出ていたため、親にお願いしていた水やり以外は全く世話ができませんでした。ただ、日本を出国した4月下旬時点では、それほど手を入れる必要を感じなかったので、まぁ半月程度なら大丈夫かなと思っていたのですが、、、

 帰国してびっくり。

 ぶどうもキウイも柑橘類もあんずも、新梢が伸び放題伸びていて、すごいことに、、、

 着替えもせずに剪定作業に入りましたが、あまりに焦ったため、写真も撮り忘れました(^^;)

 ちょっとショックだったのは「キウイ」。ご存じのとおり「キウイ」は雌雄異株の果樹なので、開花時に受粉しなければ実が成りません。自然受粉でも問題ないのですが、まだ2年目なので雄木に咲く花も少ないでしょうから、少しでも効率を上げるため、人工授粉させようかと考えてました。

 、、、が、しかし帰国してみると、花の盛りは過ぎていて、完全に受粉時期を逃してました(T_T)

 まぁ、逃してしまったものは仕方がない。昆虫さん達が頑張ってくれたと信ずるしかありません。すると、それから1週間後、、、

キウイの葉と生ったばかりのキウイの実が4つ

ん?なんか膨らんできた?しかもその数、少なくないよ。結構な高確率で果実が膨らんできているような。昆虫さん達、ありがとう! こんな小さな果実ですが、もう既に「キウイ」らしく産毛が生えています(^^)

 そして、さらに1週間後、、、

小さなキウイの実が6つ生っている

ひとまわり膨らんできたでしょうか。本当は開花前、つぼみの状態で摘蕾すべきだったのですが、そのタイミングも逸していたので、果実が密集気味です。

 そして、さらに2週間後。開花から1ヶ月以上経ち、果実も長さ3~4cmに成長してきましたので、摘果して袋かけをしました。

キウイの実にうす茶色の紙袋がかけられている、かかっていないものもある

摘果の目安は「葉5枚で果実1個」だそうですが、まぁそのあたりは適当で(^^;)
「キウイ」の場合、袋かけは必須作業ではありません。ただ、袋をかけることで、病害虫や日焼けに一定の効果があることは確かです。写真を見るとわかりますが、実は全ての果実に袋をかけたわけではありません。一部の果実はむき出しのままです。これは、袋がけの効果を確認するためです。
 袋は、白いものと写真のような茶色いものがあります。一般的に茶色い袋の方が日焼けに効果あるそうです。

 現在のキウイ棚はこんな感じです。

キウイ棚に伸びているキウイの実にすべて袋がかかっている

紙の袋が吊る下がっているのは、ビジュアル的にイマイチですね、、、(^^;)
まぁ、これで良質な果実が採れるのなら致し方なしです。

 そして、棚を下から見上げるとこんな感じです。

下から見たキウイ棚の様子、キウイの蔓はのびているが棚の最上部を覆いつくすまでには、茂っていない

まだまだ隙間だらけの屋根ですね。日よけには使えません(笑)
新梢の誘引は後手後手にまわった感がありますが、これから夏に向けて、枝が伸びて葉が生い茂ってくるので、ちゃんとリカバーしないとね!

 それでは次回もお楽しみに。