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【九星気学】2018年、残り3ヶ月の過ごし方

あつきあつき「はぁ・・・」

梵梵「随分気が抜けた様子ですね」

あつき「あ、みつかっちゃいましたか。暑さ寒さも彼岸までって言いますが、多少涼しくなってきたら、なんだか抜け殻みたいになってきちゃって(笑)でも、気づけばもう9月も残りわずかで、ここからはビュンビュンと時間が過ぎていくのかと思うと、更に燃えカスみたいになっちゃいそうで」

梵「秋になって乾燥が進むと燃焼も早くなりますからね、という問題じゃありませんね(笑)1ヶ月ごとの運気は毎月別に出していますが、ここで年末までの3ヶ月を、大きな流れとして見ておきましょうか。心構えができれば、燃えカスで2ヶ月、帳尻合わせで死に物狂いの1ヶ月スパート、しかも年末進行で1ヶ月のつもりが半月に圧縮、なんてならなくて済むでしょうから(笑)実際、今年の気の流れは相当変化が強いので、いつもより用心するに越したことはありません」

あつき「うぅ、本当に、そんな流れになりそうで嫌です・・・確かに、わかっている方が準備できそうです、3ヶ月の大きな流れ、お願いします!」

梵「はい、では早速いきましょうか。10月から12月までの世間の動きは、理想が頭打ちになる、腹を据える、人間関係で煮詰まる、という流れです。結構、厳しい感じがするように思えるかもしれませんが、毎月必ず「集団でいる時の課題が出てくる」ことについては、風水予報をご覧いただいていれば、なんとなくおわかりですよね」

あつき「そうですね、ひるむ面もありますが、毎月の課題として捉えると、意外に冷静な感じで受け止められるかもしれません。決して嬉しい内容ではありませんが」

梵「ですよね、それでも、慣れていただいていて良かったです。その3ヶ月を総括するなら「今の自分自身をきっちり捉え直す」というのが、集団の中における大きな課題ということになります。理想が頭打ちなので腹を据えた挙げ句、がんばってみても人間関係では煮詰まっていく。そんな中で頼れるのは、自分自身のみ。今の自分でできることが何かをきっちりと把握し直して、できる/できないを無理なく判断することなしに、無事な年末年始はやってこないかもしれません」

あつき「年末年始は無事がいいです!ただでさえ、いろいろな面でトラブルが起きやすい時ですからね」

梵「そのためにも、誰かが何とかしてくれる、ではなく、良い意味で自分本位、自分のペースをよく把握した進行が大切になるわけです。さて、そういう前提がある上で、各九星が注意すべき点を、ザクっと掴んでいきましょう。詳しいことは毎月の占いを再確認していただくとして、まずは全体把握ということで」

梵「一白水星は、波乱から始まる3ヶ月、さじ加減を間違えると周囲にドン引きされかねない状態なので、慌てず騒がず、できることから怖気づかずにこなしていく度胸と、足を止めて深めるべき時はきちんと深める、そのメリハリが肝になります。年末は翌年に向けての仕掛が増えそうなので、とにかく全部年内にかたづけてやる!と意気込むよりも、自分の気力体力が長持ちするように心がけておくとよいでしょう」

梵「二黒土星は、年末近くになってからドタバタがひどくなりそう。割と順当に多忙になっていく感があるので、何事も前倒してやっておいた方が良いのですが、何せ二黒土星は「ギリギリスタート」が得意なタイプなので、わかっているんだけど気が乗らなくて、という期間をどれくらい短くできるかが焦点になるでしょう。これからの時期、飽きてくるほど新しいことに目が向いてしまいますが、まずは現状の課題を終わらせてください」

あつき「私は二黒土星で、年末のドタバタは毎年のことなのですが、一層来るんですね。燃え尽きてる場合じゃなさそうです」

梵「お、否が応でも意気込みましたかね」

梵「三碧木星は、年末にトラブルを抱えやすくなります。最後にまとめて決めてやろう!と意気込むよりは、ちょこちょこと、こまめに片付けておくのがミソ。新しいもの好きな血は、11月に生かすとして、その他の月は多少、辛抱が必要とされることになりそうです。今年は一年を通して、大分やること・体験することが変わって来ているはずなので、そう難しく考えなくてもスルリと抜けていける課題が多いはずです」

梵「四緑木星は、気持ちも新たに走り出して、人間関係もやることも広がり、年末には自分中心でガッツリ腹をくくって、あれもこれもやっていくことになります。ここまでに、既に大きな変化が出ているなら尚のこと、今までのやり方を変えて新たなスタートを切っていく必要があるということでもあります。戊戌の年で、地道な努力が多産につながることを考えると、頑張りがいはあると思われる日々になりそうですね」

梵「五黄土星は、人間関係で「こんなはずじゃなかった」と思いながら3ヶ月がスタートしがちなので、後に引っ張らないよう、切り替えていくことが大切です。元々、人のトップや中心に存在しても「それが普通でしょ」の五黄土星にとって、言うことを聞かない人が多かったり、協力しあえない状態が続いたりするのは痛手です。けれど、結果が出る年末に向けては、ひねくれる時間を持たず、できることをやるため割り切るのが大切」

あつき「仕事関係者に五黄土星がいるので、ひねくれないように、よく言っておきます」

梵「あまり言いやすい内容でもないかと思いますが、知っているのと知らないのとでは、やはり知っている方が後々有利ですからね」

梵「六白金星は、腹をくくるところから始めて、その結果を見ながら楽しい年末を迎えていく流れです。割と自分らしく過ごせる時間が多いはずですが、この「自分らしく」も長所が強調されるか、欠点が強調されるかで大分変わってしまいます。全体を見ることのできる広い視野と、専門的な知識に強い部分を生かせるように心がけて、あまり人の欠点をじっくりと見ないようにしておくと、気楽に明るく過ごせる時間は増えるはずです」

梵「七赤金星は、トラブルまみれで始まって自分らしさを見直しながら、年末には変化を迎えることになります。年末で忙しい時に、自分自身が変化を迎えるというのは相当な心理的動揺が生まれる可能性があるので、面倒だからとヤケにならず、3ヶ月をかけて変化していけばいいんだと余裕を持って、様々な状況に向き合えるといいですね。通り抜けてしまえば、次のステージが待っているはずですから、目先の苦しさに負けないで」

梵「八白土星は、楽しい気分から始まってくれるものの、思うような結末にならなかった!という年末に向かっていくので、あまり楽観的なのは考えものです。元々、雑なところがある八白土星ですから、多忙な時期は自発的に確認をはさんでいかないと、思わぬところで時間を取られて辛くなってしまうこともありそう。また、自分で思っているよりは良い結果が出るはずなので、上を見るのではなく現実を捉えて着々と進みましょう」

梵「九紫火星は、総じて変化の3ヶ月になりそうです。揺らめく炎のような資質を持つ存在として、どんな風に燃えていくのが自分にとって正しいのかを、探るような時期になるでしょう。年末に迎える変化は、何かとコラボしてさらなる煌めきを追求していく糧にも、何かに意気消沈することになって煌めきが一度弱ってしまう原因にもなること。大事なことは、年明けからも世界は続くこと。全てが終わりだと諦めないことです」

あつき「こうして眺めると、本当に九星ごとに課題って違うんですね」

梵「それでも、全員が何がしかの課題と向き合い、成長を促されているところだけは同じなんです。陰陽主導の世界では、変化なしには生きられず、変化の中でも芯を持つ必要があるので、その辺りのバランスを楽しむようにするのが、一番気楽にいられる方法です」

あつき「やっぱりバランスですね。心がけていきます」

まとめ

  • 九星は性格も運気も違うけれど、みんなが揃って苦労しながら成長している
  • 「自分なんて」「人のせい」「どうしてこうなる」は一旦忘れて、客観的に対処を