遠藤やすひろ
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7月7日から『日々是ものづくり』という日々の「ものづくり」活動を紹介するエッセイを『A++』で連載している遠藤です。
現在休止中のブログをまとめた本を2009年9月に毎日コミュニケーションズさんから出しているのですが(『毎朝パパッとできる! 野菜たっぷりお弁当レシピ』)、『A++』では、ブログに掲載したレシピや、新たなレシピなどご紹介してこうと思っています。是非、エッセイとあわせてこちらもお楽しみ下さい!!
第1回目は、書籍化した際に1番人気だったお弁当 『塩豚と葉っぱのまぜごはん』
ちょっと変わったお弁当箱ですが、これは協力隊でベトナムへ赴任していた友人がお土産で買ってきてくれたものです。なんでもラオスで現地の人が使っているお弁当箱だとか。これでおこわを作って持っていくそうです。水気のあるおかずはNGですが、ごはんものや野菜を入れるのは問題ありません。特にごはんものを入れると、竹の風味と相まって美味しさ倍増です。
実はこのお弁当を作ったあと、私自身、ベトナムのハノイからラオスの田舎町まで自転車で旅したことがあります。ラオスでの目的のひとつは、この竹で編んだお弁当箱を手に入れることでした。サムヌアというベトナム国境に近い田舎町だったので、見つからないかな?と思っていたのですが、あっさり市場で発見して、即買いでした。その時購入したのがこちらです。
お土産で戴いたお弁当箱よりも高さが低く、おかずによってはこちらの方が詰めやすいかもしれませんね。
ということで、今回のお弁当。おこわは作りませんでしたが、ベトナム、ラオスあたりをイメージしたまぜごはんです。
◇塩豚と葉っぱのまぜごはん&温野菜サラダ◇
材料(お弁当1回分)
塩豚 100g
わさび菜 1/2束
香菜 2束
レモンバーム 適量
ピーナッツ 適量
にんにく 1片分
ヌクマム 小さじ1/2
シーズニングソース 小さじ1/2
グリーンカレーペースト 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
サラダ油 適量
胡椒 適量
ごはん(お好みで。写真は玄米、押麦) 1〜1.5合
※葉っぱの種類はお好みでOK。春菊や水菜で作っても美味しいですよ。
(1)塩豚は厚さ5〜6mm程度にスライスして、さらに5〜6mm幅で拍子木状に切る。
(2)わさび菜、香菜、レモンバームは2〜3cmのざく切りにする。ピーナッツは粗く砕く。
(3)フライパンにサラダ油をひき、みじん切りにしたにんにくを炒める。
(4)香りがたってきたら(1)の塩豚を入れ、よく炒める。
(5)肉に火がしっかりとおったら、ヌクマム、シーズニングソース、グリーンカレーペースト、砂糖、胡椒で味付けする。
(6)ごはんに炒めた塩豚とピーナッツを入れてしっかり混ぜ合わせる。味を見て胡椒で味をととのえる。
(7)ざく切りにした(2)を入れてさらに混ぜ合わせて完成。
温野菜サラダは、グリーンアスパラ・パプリカ・菜花・かぼちゃが入っています。
次回は7月28日(月)掲載です。どのレシピにしようかな。お楽しみに!